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【今注目のイタリアミラノ発のスカート “renacnatta”】 世代を超えて多くの女性達に愛される一枚のスカートはどのようにして生まれたのか?/HI_STORY #2 “renacnatta” 代表 大河内愛加さん


|9. Epilogue(インタビュー後記)|

「文化を縫う」をコンセプトに生まれたイタリアはミラノ発のブランド“renacnatta”。今回のインタビューを通して最も印象的だったのは、大河内さんの「文化」への強い想いであった。たった一枚のスカートではあるが、そこにはイタリアと日本の「文化」の魅力がこれでもかという程、絶妙に織り込まれ一体化し、さらにそのフォルムは斬新かつ革新的で、まさに自身の人生や考え方がそのまま形となって現れていた。さらには、日本の中で日の目を見ずに徐々に失われつつある職人の文化までを、文字通り「縫う」ことで蘇らせようとしている。

大河内さんはブランドを立ち上げるまでの間、「自分にしかできないことは何なのか?」ということを常に自身に問いかけていたそうだ。イタリアと日本の両方で生活していた大河内さんだからこそ、悩んだ事や、気づけたコト。長らく住んできた日本を離れたからこそ、見えてきた日本の良さや魅力。そのどれか一つが欠けていれば、今の“renacnatta”は出来ていなかったかもしれない。

流行の移り変わりが激しい今の時代だからこそ、その一方で決して揺らぐことのない「本物」を追い求める人々が徐々に増えてきているのではないだろうか?

伝統や歴史を大切にしながらも、かといってそこに囚われることなく、大河内さんはミレニアル世代ならではの柔軟な発想力と直感を信じ、革新的なアイデアをもとに新たな「文化」を創り出している。だからこそ、“renacnatta”はどの世代からも愛されるブランドになっているのではないだろうか?

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